健康お役立ち情報「脂質とたんぱく質摂取のすすめ」〜食の健康の常識が変わった〜
油は太るという誤解
私は、約20年前、40歳の頃に、ご飯を半分に減らし、良質な脂質(オリーブオイル、えごま油、魚の刺身)に加え、牛肉や羊肉などのたんぱく質を積極的に摂取するようにした結果、体重を73㎏から65㎏に減らしました。しかし、「ご飯の量を半分に減らしているが、痩せない」と悩む人に「オリーブオイルなど良質な油を食べないと痩せないよ」と助言すると、「油は太るし、健康に悪い。」と誤解している人が今でも多くいます。
そもそも脂質(油)が、からだの脂肪になるというのも誤解です。からだの脂肪は、食べ過ぎた炭水化物から作られています。
特に、最近、食事健康法の常識が大きく変わっているように感じます。サンマーク出版2025年6月発行の山田悟著「脂質起動」は、エビデンスに基づく最新の知見を教えてくれるので、その要旨をご紹介します。ご興味のある方は、ぜひ購読してください。
ベジファーストも間違い
昔は、ベジファースト(野菜から食べましょう)と言われましたが、今は、ガイドラインである日本人の摂取基準(2025年版)から外されました。実は、ダイエット効果は、ドレッシングのオリーブオイルによるものと判明したそうです。だから、野菜を食べるのは良いのですが、順番としては、脂質とたんぱく質こそ先に食べた方が良いそうです。また、炭水化物は、食事開始20分後には、食後血糖値を抑えられるので食事の最後(カーボラスト)がお勧めだそうです。
私は、早食いなので昼食だと以前は10分で完食していましたが、今は、一口を食べ終わるまで、箸を置くなど工夫して、20分以上かけるようにしています。
糖質疲労を防ぐ脂質起動
糖質疲労とは、糖質の摂り過ぎによって起こる疲労感や眠気、集中力の低下などといった不快な症状の総称です。これが、肥満、高血圧、脂肪肝などになり、さらに悪化すると、心不全、脳卒中、認知症などの原因となります。糖質疲労の悪循環を断ち切るためには、まず、血糖値を上げる「糖質」だけを控えて、血糖値を上げない「脂質」や「たんぱく質」を多く摂ることで高血糖、糖質疲労を防ぎます。
糖質とは「炭水化物から食物繊維を除いたものの総称」ですが、誤解を恐れずに言えば、ご飯、麺類、パンなどの炭水化物です。炭水化物は、食べると一時的に満腹になるが、3時間もすると空腹になるそうです。一方、良質な脂質(オリーブオイル、魚油など)を摂ると分泌されるホルモンに食欲を抑える働きがあり、たんぱく質(肉、魚、卵、大豆など)の摂取で分泌される別のホルモンも食欲を抑えるので、満腹感が持続するそうです。確かに私も12時頃に昼食を食べますが、以前は、17時にはお腹が空いていましたが、最近は、19時以降でも空腹感はあまり感じません。
体質を変えるには、2~4週間かかるが、脂質を毎日食べ続ければ、脂質をエネルギー源として燃やす体質になるそうです。これが山田悟先生が提案する脂質起動です。
避けるべき油、おすすめの油
避けるべき油は、トランス脂肪酸と酸化した油だそうです。マーガリン(菓子パンなどに含まれる)、ショートニング(ケーキやクッキーなどに含まれる)などのトランス脂肪酸は心臓病のリスクを高める。また、酸化した油は、活性酸素による酸化なので、がんや動脈硬化のリスクがあるようです。
一方、おすすめの油は、オメガ9系脂肪酸(オリーブオイル、キャノーラ油など)、オメガ6系脂肪酸(植物油、ナッツ類、肉、卵、魚)、オメガ3系脂肪酸(えごま油、くるみ、魚の油)です。但し、オメガ3系脂肪酸は、酸化しやすいので早く使い切るようにしましょう。
特に、オリーブオイルは、刺身もカルパッチョにできるし、味噌汁や納豆、豆腐など和食にかけても意外に合うので、ぜひ一度、試してみてください。
唐揚げがおすすめ
私は、とんかつが好きなのですが、月1回以内に抑え、衣も半分は残しています。しかし、山田先生は、とりの唐揚げを毎日どころか毎食のように食べることをおすすめしているので、驚きました。しかし、とんかつに比べると唐揚げの衣は薄いので糖質は確かに低いようです。おかげで、3カ月ほど前から、週3回以上、とりの唐揚げを食べていますが、体重は、全く変わらないので、安心しています。
皆様も山田悟著「脂質起動」を読んで、健康的な食生活の常識をリセットしませんか?
沖 晋(略歴)
1960年 北海道生れ、九州育ち
1985年 経営コンサルティング会社の日本LCA入社
1994年 日本LCA常務取締役(自動車業界担当)就任
2005年 車買取カーリンク代表取締役社長就任
2011年 カービジネス研究所(現チームエル)を設立
2018年 アビリティブルームコンサルティングを設立
現在、アビリティブルームコンサルティング代表取締役会長
【仕事に対する想い】
人材の主体性を高め、お客様の喜びを追求し、創意工夫を重ねる組織を育てることが私の喜びです。
尊敬を集める企業は、理念、戦略、商品力、現場力に磨きをかけるとともに、それらの各要素が整合した首尾一貫した組織を作っています。今は、未熟でも、素晴らしい企業づくりに情熱を持っている経営者と社員の皆様の心強いパートナーとして必ずお役に立ちます。
株式会社アビリティブルームコンサルティング


















