健康お役立ち情報「腸活のすすめ」
<健康寿命を伸ばす>
日本人の平均寿命と健康寿命には、9~12歳の差(日常生活に制限のある不健康な期間)があり、それが長期介護の要因になっています。より多くの人が好ましい生活習慣を身につけ、健康寿命を伸ばすことができれば、長期介護による家族の負担や医療費増大の問題も解決できます。
法政大学の宮川路子教授は、その著書で「実は、百寿者の方の呼気には普通の人と比べて水素が多く含まれていることがわかっています。水素は私たちの腸内で発生するもので、腸が健康な人はたくさんの〝自前の水素〟を作り出すことができるのです。百寿者は腸が健康で腸内細菌のバランスが良く、腸内で多くの水素を発生させていると思われます。腸内で発生した〝自前の水素〟は血液中に入って全身を巡り、活性酸素を除去し、炎症を消して回ります。」と述べています。
※『最強の水素術』宮川路子著/サンライズパブリッシング/2023年発行/P.32-33引用
今回は、自前の水素を増やすために「腸活のすすめ」をご紹介します。皆様の健康のために、また、お客様や知人へのお役立ち情報としてもご活用ください。
<腸活のすすめ>
東京医科歯科大学の藤田紘一郎名誉教授は、その著書で「よい腸内フローラを保つ生活をしていれば、太っている人は苦労もなく体重を落とせますし、不調を抱えている人は元気をとり戻すことができます。」と述べています。
※藤田紘一郎著『腸で寿命を延ばす人、縮める人』ワニブックスPLUS新書/2018年発行P.5引用
私が、この本を読んで理解した内容を以下に要約します。
■小麦粉や加工食品の添加物は腸もれ(腸粘膜の細胞と細胞の間に隙間が空き、異物や毒素が体内に漏れ出てしまう状態)を起こす危険性があるので、小麦粉は週1~2回に抑え、加工調味料は、塩、醤油、酢などに置き換えるのが良い。腸もれは腸内細菌が血液中をめぐり免疫が攻撃し、がん細胞を生み出す。また、血管の劣化で高血圧、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞につながる。アルツハイマー、注意欠陥・多動性障害、自閉症、アトピーなどもこの腸もれの関与が指摘されている。
■免疫を高めるには腸内環境を整える必要がある。子供の時に食べていた発酵食品(納豆、漬物、味噌、ヨーグルトなど)とともに、乳酸菌が好む食物繊維(海藻、キノコ、ネバネバ食材など、特に酢キャベツがおすすめ)とオリゴ糖(バナナ、玉ネギ、大豆食品、ネギ、ゴボウ、アスパラガス等に多く含有)の摂取が良い。
■ダイエットするなら、白い主食やお菓子の糖質を控えて腸をいたわるのが良い。また、食事は野菜から食べるベジファーストにすれば、糖質の害も減らせる。特に50歳過ぎの人にはおすすめです。
■小腸はグルタミン酸(うまみ成分)、大腸は食物繊維やオリゴ糖の腸内発酵で生成する短鎖脂肪酸がエネルギー源なので、これらを摂るのが良い。短鎖脂肪酸は、肥満や糖尿も防ぎ、セロトニンの分泌が増え思考もポジティブになる。
■肉の食べ過ぎは、動脈硬化のリスクを高めるが、たんぱく質不足も、がん、認知症のリスクを高めるので、週1~2回はステーキを食べた方が良い。
■食べ過ぎは腸に悪いので、腹八分目が良い。また、空腹の時間をつくるのも良い。一定時間、新たな栄養素が入ってこないと脳細胞が再生され認知症も予防する。
<私の体験談>
私は、30代からベジファーストを心がけていましたが、約10年前からは、1日2食にして、16時間は空腹にしています。朝は、具なしの味噌汁を飲み、固形物は食べません。昼は肉料理、夜は魚料理を中心に食べています。米飯や麺類は昼にしか食べません。納豆やオクラなどネバネバ食品が好物です。
私は今63歳ですが、54歳で72kgでしたが67kgまで減りました。タニタの体内年齢では50歳を維持しています。健康寿命を伸ばす方法を色々と学び、実践し、その体験談をレポートにまとめ、社員やお客様に提供しています。実際、「痩せた」「血圧が下がった」などの声も頂戴しています。(これらは、あくまで個人の感想です。)
興味のある方は、ぜひ推薦図書を読んでみてください。また、より詳しく知りたい方は、弊社ホームページからお問い合わせ下されば、別途、情報提供します。
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