シニア層のファン作りを実現する「もも百歳」活用法
若者の自動車離れが進む中、シニア層との関係構築をもう一歩進め、お子さん、お孫さんなどとの取り引き機会を少しでも増やしたい、とお考えの方も多いのではないでしょうか。
今回は、現在の新車ディーラー(カーディーラー)と同様シニア層の囲い込みを図りたいというニーズを持つ地方銀行等において活用されてきた「もも百歳」というシニア向けの雑誌をご紹介させていただきます。
30年間の実績
「金融機関が年金受給者およびプレ年金層に配布するための雑誌」として、もも百歳が創刊されたのは1992年のことです。当時の金融業界は1990年のバブル崩壊後の業績悪化に苦しんでおり、少子高齢化の進展が予測される中で存在感を増してくるシニア層の囲い込みは喫緊の戦略課題でした。どの金融機関も年金受給口座の激しい争奪戦を繰り広げた時代です。
そのような背景でスタートしたもも百歳の役割は、容易に口座の指定変更をされないための「顧客つなぎとめ」でした。「この雑誌には、欲しかった情報が満載」→「次号が楽しみ」→「次号を受け取れるように、〇〇銀行に年金受給口座を置いておこう」と思ってもらうことが狙いだったのです。
実際にもも百歳を活用して、当初は圧倒的な差があったライバル銀行をおびやかすまでに、年金口座数を急激に増やした地方銀行もありました。ライバル銀行の担当者から「当行にも雑誌を提供してほしい」という問い合わせが入ったほどです。以来約30年、さまざまな金融機関で、もも百歳誌をご活用頂いております。
ファン作りに貢献
雑誌を受け取った方に「次からも読みたい」と思っていただけるクオリティを維持するため、もも百歳では毎回読者から「よかった記事」の情報収集や「最近の関心事は?」というアンケート調査を実施しています。最近の傾向として「親の相続で苦労したので、子供にはスムーズな相続をお膳立てしたい」「健康維持の為に積極的に運動している」等のアクティブかつ自立・自律的な方が増えています。それらの読者の傾向や関心事に寄り添いながら、シニアライフの情報を豊富に蓄積しているからこその「半歩先の啓蒙」というのが編集方針です。
お蔭様で読者からは、「多く送られてくる冊子の中で一番読みごたえがあり毎号楽しみにしている」「どの頁も今の関心事ばかり」「イラストや図が工夫されていて、わかりやすい」など非常に高い評価を頂いており、金融機関のファン作りに貢献できているのではないかと自負しております。
<記事例>巻頭特集「睡眠のウソとホント」
「朝までグッスリ。スカッと爽やかな目覚め」など、世の中にあふれている睡眠に関するウソに惑わされないよう、日本睡眠学会理事長の内山真先生にお話しを伺いました。
お出かけ特集「あじさいの季節を楽しもう」
医療記事「耳の不調にどう対処する?」
体操記事「メリハリウォーキングで若返ろう!」
健康記事「脳を刺激する」
巻頭マネー記事「公的介護保険のおさらい」
巻頭インタビュー「今も青春!人生って、楽しい!」
72歳から始めたベンチプレスで世界チャンピオンに輝くこと5回。90歳(当時)の今も次の世界大会に向けてトレーニングに励む奥村正子さん。
新車ディーラー(カーディーラー)での活用
もも百歳は、全銀行共通で制作する「共通頁」48頁と、その地方銀行のオリジナルで制作する「地域頁」8頁、表紙回り4頁、合計60頁の冊子です。毎号変わる読者プレゼントを5~6種類、年1回抽選のダブルプレゼントを6~8種類、読者特典としてご用意しています。さらに自由に使っていただける銀行戻りの葉書き1枚、編集室戻りの読者アンケート集計データもご提供しています。
従来は地方銀行向けに作成してきたもも百歳ですが、シニアとのコミュニケーションツールとして新車ディーラー(カーディーラー)でも有効に活用いただけると考え、いくつかの案をご提示致します。
1)コミュニケーションツールとして社員に積極的に活用させたい
オリジナル制作の8頁分を、一般的な地元情報の記事で埋めるのではなく、「孫自慢」「旅自慢」「スタッフへ一言」など、冊子制作の為の情報収集がお客様との距離を縮めてくれるような頁建てがおススメです。社員がお孫さんとのエピソードを聞いて原稿にまとめたり、写真をお借りするなど、お客さまとのやりとりが必要な記事構成にすることで、コミュニケーションが深まります。
実際に誌面に登場していただけるお客様の数は限定されますが、プライベートな情報を聞きだす会話のきっかけとして記事を活用することで、社員の情報収集能力は格段に向上します。
掲載誌完成後も大切な営業ステップです。掲載誌をご自宅に持参して親密になる絶好のチャンスでもあり、無理なくご友人・知人に自社の存在を宣伝してもらえるタイミングでもあります。ぜひ多めに掲載誌をご持参ください。
整備で来店されたお客さまに店頭配布する以外に、一斉郵送を希望される場合には、発送等の手配を代行することも可能です。
2)自由に構成を企画したい
「法人営業のツールにしたいので『トップ対談』の頁を作りたい」「車で遠出をしていただくための『旅』の提案頁をカラーで作りたい」「旅館に協力してもらい割引クーポンを入れられないか」等々考えていくと、オリジナル頁が8頁では足りなくなってきます。
このようなケースでは、もも百歳の記事を流用して、オリジナル冊子を制作することも可能です。既存記事の中から、「健康」関連の頁などを流用することによって原稿校正等の手間を削減し、かつ制作コストを抑えることができます。
もも百歳はモノクロ記事24頁、カラー記事32頁が基本構成ですが、全頁をカラーにする、全32頁の冊子にする等自由に構成することができます。かつ、年2回の発行タイミングに合わすことなく制作・配布することも可能です。
3)できるだけ手間を掛けたくない
現在のもも百歳と同じ頁構成で、オリジナル8頁だけを別途制作する場合は、最初に「8頁分の構成をどうするか」を打ち合わせさせていただき、その内容に沿った記事テーマを弊社からご提案します。一般的な地域情報やシニア向けの情報で記事を制作する場合は、号毎の打合せに1時間、記事確認に半日程度のお時間を頂ければ冊子は完成します。
もも百歳の制作タイミングに合わせて印刷まで一緒に行うことで、制作コストも大幅に低減することができます。表紙はロゴ載せ、オリジナル頁は1色印刷等の標準的なメニューであれば、計60頁の冊子1万部を178万円(税抜)でご提供しています。
是非、シニアとの強力な関係構築ツールとして、もも百歳をご活用ください。
<読者無料プレゼント>
ご希望の方に、カーディーラー向け「もも百歳」提案書を無料でプレゼント致します。