マネジャー革新プログラム編とは
マネジャーとしての考え方や姿勢が見違えるように改善し、
組織改革が進むプログラムです。
縮小市場や少子高齢化時代が到来する中、お客様に選ばれる組織になるためには「人材育成」しかありません。
中でも、マネジャーは目標達成し続け、課題を克服し続ける「真のマネジャー」として育成することが重要です。
しかし、この戦略推進の要であるマネジャー達が機能しないことが多いです。
目標達成への意欲が低い、関心の幅が狭く課題を取捨選択する、改善への手応えが無いと諦める、苦手な課題から逃避する、部下に対し厳しくやり切らせないなどです。
最近は、このテーマが経営重要課題であると、ご相談いただくことが急増しています。
本プログラムは、企業の成長発展を約束する企画です。
マネジャーに求められる5つの要素
マネジャーに求められる5つの要素
- ・5要素ごとに12種類、計60項目の行動特徴をアンケートで質問します。
マネジャー行動と照合させ、本人・上司3人・部下3人による360度評価を実施します。 - ・研修では、評価結果と自身との乖離について、その真因を内観します。
5つの要素の定義
5つの要素の定義
60項目アンケートの一例・その評価点
アンケート例 | 評価点例 | ||
---|---|---|---|
あなた | 上司 | 部下 | |
<十分なコミュニケーション> | |||
①部下に仕事を命ずる時、その仕事について自分の方針をていねい、確実に伝えているか。 | 5点 | 2点 | 2点 |
②会社や上司の意向を部下に対して正しくていねいにかみくだいて伝えているか。 | 4点 | 2点 | 2点 |
③部下の仕事の進み具合や状態についてキチンと報告するよう部下に強く要望しているか。 | 3点 | 2点 | 1点 |
<思いやり> | |||
①部下に仕事を与える時、成長に寄与するようにと、よく考えた仕事の与え方をしているか。 | 4点 | 4点 | 2点 |
②部下の考えがよく理解でき、その気持ちを充分汲んで部下に接することができているか。 | 4点 | 4点 | 2点 |
③部下が相談しやすいような雰囲気や受け入れ体制を常に用意しているか。 | 3点 | 4点 | 2点 |
<論理的思考力・説得力> | |||
①立てられた計画や約束は、時間的制約や困難があっても必ず確実に実行しているか。 | 2点 | 1点 | 3点 |
②自分が正しいと考えたことは、上司にも確固たる態度で主張し、説得しよう努力しているか。 | 2点 | 2点 | 4点 |
③物事を判断する時、常に事実やデータに基づいて客観的な態度で判断を下しているか。 | 2点 | 2点 | 4点 |
<高い欲求水準> | |||
①会社内や社会において、より高い存在価値のある人物になりたいと願望を持っているか。 | 2点 | 1点 | 3点 |
②部下が年々成長してくれることを本当に心から願い、その教育に情熱を持っているか。 | 4点 | 3点 | 4点 |
③仕事について、現状に満足せず、次は必ずより高い水準を実現しようと考えているか。 | 3点 | 2点 | 4点 |
<使命感> | |||
①自己の努力について不足だと感じ反省することがよくあるか。 | 2点 | 1点 | 3点 |
②現在の会社(組織)を愛しており、もっと良い会社(組織)にしたいと感じているか。 | 4点 | 1点 | 2点 |
③現在の自分の仕事にやりがいを覚え、その遂行に燃えているか。 | 3点 | 2点 | 4点 |
マネジメント課題のタイプと傾向
マネジャー革新プログラム編の流れ
- 【前期研修】
個人課題の革新 - 360 度(本人・上司部下)評価結果をもとに、内観し「マネジメント・リーダシップの革新テーマ」を設定、宣言する。
- 【自主トレ】
- 経営陣に対し、「個人課題を革新した行動」について週次報告する。
- 【中期研修】
組織改革設計 - 「組織改革プラン」を内観しながら設計し、自主トレで推進宣言する。
- 【自主トレ】
- 経営陣に対し、「組織改革プランの推進活動」について週次報告する。
- 【後期研修】
組織改革修正 - 「組織改革プラン推進」を振り返りしながら、停滞要因を再度内観し、更る推進に向け、組織キーマンの巻き込み、店全体を改革する。
導入企業トップの声
- マネジメントやリーダーシップスタイルについて、内観で深く熟考しながら、マネジャーの行動が組織に弊害をもたらしていることに気づき、行動が大きく変化した。
- 普段、指摘しているマネジメント課題について、アンケート結果からも顕在化し、第3者の講師も同じ指摘だったので、ようやく自分のこととして受け止めてくれた。
- 組織の改革・改善について、上辺だけに終始するのでなく、過去の施策を振り返り、停滞した「真の原因」に辿り着いてくれた。組織が動き始めたと感じる。
- 参加した同僚マネジャーの成功例や失敗に基づく助言を活かし、地に足の着いた改善を推進してくれており、積極的に主体的に取り組むように革新した。
- 1ヶ月の自主トレ期間中、我々経営陣に対し、毎週、行動革新や組織改革の様子をマネジャーが報告してくれるので、活動内容が手に取るように理解できた。
- 経営陣の期待を受け止めてくれて、真剣に情熱を持って、マネジャーがマネジメントを推進してくれるように感じて、やっと会社が一つになり始めた実感がある。