世界を変えるチャンスに賭けてみるかい。スティーブ・ジョブズ
新型コロナウィルスの世界的流行により、世の中が大きく変わりそうな気配です。
このウィルスが無くならない限りは、「大勢の人が集まってはいけない」「人との親密な会話は避けなければならない」という、今までとは全く異なる基準で生活し、仕事をしていくことが求められます。
このような急激な世の中の変化に対して、企業として適応できるかできないかは、まさに死活問題です。適応できずに、自社のビジネスモデルや仕事のスタイルを変えられなければ、生き残れない企業が続出するでしょう。
アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズは、パソコン(AppleⅡ)を皮切りに、iPod、iPhone、iPad等の様々な革命的製品を世に送り出しました。そして、世界中の人々の生活に多くの娯楽を提供し、ビジネスには利便性や効率性をもたらしました。
「世界を変えるチャンスに賭けてみるかい。」という言葉は、スティーブ・ジョブズが、ある人をスカウトする時にかけた言葉です。彼の様々な功績を振り返ると、彼自身がその言葉を実践し続けていたのだと感じます。
コロナ禍とも言われる世界的な危機の中で、様々な業界で新しい取組みがスタートしています。学校教育ではオンライン授業がスタートし、医療においてもオンライン診療が当たり前に行われるようになります。多くの企業でオンライン会議がスタンダードとなり、今後は社員が一同に会して顔を突き合わせて会議をするということも無くなるかもしれません。
カーディーラーでは、お客様との関係強化の為に、数多くの方にご来店いただくイベントを開催することが恒例になっていますが、今後はその運営自体が難しいでしょう。
又、新車をご説明する際には、展示車を使ってお客様と密接にコミュニケーションを取ることが当たり前でしたが、これもお客様の方が嫌がるかもしれません。
今までやっていたやり方が、通用しない時代になります。新しい発想で、今までの仕事の進め方、お客様とのコミュニケーションの取り方を変えることができるかどうかが非常に重要です。この難局を乗り越えるためには「世界を変えるチャンスに賭けてみる。」という視点に立つことが、突破口になるのではないでしょうか。