自分の限界を見ながら、ちょっと超えていくということを繰り返していく~イチロー 引退会見~
シアトルマリナーズのイチロー選手が2019年3月21日に引退しました。今回は、深夜に及ぶ引退会見での名言から学びます。それは、イチロー選手の生き様を問われた時の発言でした
「自分の限界を見ながらちょっと超えていくということを繰り返していく。そうすると、いつの間にかこんな自分になっているんだという状態になって。だから少しずつの積み重ねが、それでしか自分を超えていけないと思うんですよね。一気に高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎて、それは続けられないと僕は考えているので。地道に進むしかない。進むというか、進むだけではないですね。後退もしながら、あるときは後退しかしない時期もあると思うので。でも自分がやると決めたことを信じてやっていく。」
私たちが推進する「限界突破訓練」でも、数多くのスタッフが、見違えるような人材に革新します。この訓練は「お客様の真の要望を捉え、期待を超える提案で感動を引き起こす」という商談技術習得を目的に、スタッフが自分自身の限界と向き合います。中には、「全く成長していない」と悶々としますが、心の底からお客様に喜んでほしいと想い、努力を続けることで、限界を乗り越える瞬間が訪れます。そして一度その限界を突破すると、次回以降の商談から面白いように感動提案が体現できるのです。
経営者の皆さんは、日々、ディーラー経営と向き合っていると思います。「わが社は、今、成長や発展しているだろうか、逆に後退しているのではないだろうか」と自問自答をしている経営者もいらっしゃると思います。
イチロー選手も、もがき苦しんだ体験を積み上げながら、超一流選手に昇りつめたように、この言葉に勇気をもらいながら、「自分がやると決めたことを信じて、限界を見ながらちょっと超えていくということを繰り返す」ことで見違えるような会社に発展するのではないでしょうか。是非とも弛まぬ努力を繰り返していきましょう。